関ジャニ∞の話

関ジャニ∞との話はこの間書いたばっかりだが、少し書きたいと思いパソコンを開いた。

 

 

関ジャニ∞との出会いは二年前見た「関風ファイティング」である。MVを見て関ジャニ∞の可愛さに気付いてしまったのだ。

その頃私は前まで好きだった趣味に燃えなくなり、無趣味のまま日々を過ごしていた。何もない日々、すごくつまんなかったのだろう。関ジャニ∞がスルッとそのつまんないと感じていた心の中に入ってきてすごくワクワクとした。

 

それから時は経ち、初めて関ジャニ∞のライブツアーへと行った。

「JUKEBOX」である。初めて生で見る関ジャニ∞。その姿はとてもワクワクして、キラキラと光っていた。

私は渋谷すばる関ジャニ∞の中でも一番好きだ。双眼鏡でその人の姿ばかりを追っていた。やはりかっこいい。それだけでなく人の心を揺さぶる熱い歌声、行動全ての色気、そしてふとしたときの笑顔のかわいさ、ギャップを兼ね揃えている人で、知れば知る程魅力が増え惹かれる人である。

 

私が渋谷すばるにはまった原因は「FLAT FIVE FLOWERS」の「Reスタート」という曲である。ふといつものように動画サイトを見ていた私は偶然おすすめ欄でその動画を発見した。動画サイトで見てしまうのは申し訳なかったが、私の周りには関ジャニ∞のファンがいなかったので、そこで拝見するしかなかったのだ。

 

「この音に全て吐き出して、これに乗ってどこまでも行けそうな気がして。一人じゃ何も出来なくて」

 

「やるべき事はわかってんねん、頭の中常に歌ってんねん。やりたくない事飲み込んで全て音に変換、この瞬間」 

「顔や態度や声ですぐに分かる自分がほんま嫌やねん。でも全て器用に笑ってこなす自分はもっと嫌いやねん」

 

この歌詞に私は惹き込まれた。アイドルというものは輝いている部分だけを見せて努力している部分をひた隠しにしているという勝手な想像があったのだが、自分自身と戦っている所をさらけ出し、弱い部分も見せているそのような姿に惹かれた。

どうでもいい話になるが、私はその時自分自身とぶつかっていて、この歌詞と妙にリンクしてしまい涙が止まらなかった。この人だ、この人なんだというよく分からない気持ちが押し寄せてきた私は晴れて担当というものを持つようになった。

8EST (初回限定盤A)

8EST (初回限定盤A)

 

 その映像を見た後にこの8EST(初回限定版A)の∞祭の映像を見た時も衝撃があった。「渇いた花」を踊りながら歌っていた渋谷すばるを見ていて唐突にダメだと思い映像を停止してしまった。彼はとても輝いていた。輝き過ぎてその頃の私には眩し過ぎたのかも知れない。

だがそれを打ちのめすぐらいに渋谷すばるの歌声は安心出来た。ただすがりついていたのかも知れないが、彼を見ると安心していた私もいる。ジャニーズにはまったばかりだというのに、私は自分自身に驚いていた。

 

なぜ私は今頃魅力に気付いてしまったのだろう、もう少し前から、もう少し早かったらと思うのは少し遅れて魅力に気付いた者が思う事である。私がそれだ。なぜこのタイミングだったのだろう。

だけど私はそれもプラスに捉えようと思う。これからは彼らが引っ張ってくれる。今まで見た事のない色とりどりの世界を見せてくれるのだと思う。

十周年でレーベルが変わり、これからどうなっていくのだろうという不安を抱えた人たちの不安を一掃してくれるはずだ。この七人ならまっすぐ進んでいけるはずなのでは、と後ろからついていく私はそう感じた。

 

面白い関西の七人の兄ちゃんたち。私はその輝きを眺めていたい。